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母なる証明
 「殺人の追憶」の監督ということで期待して観たが「残念」と言わざるを得ない。物語は、とある郊外の小さな町。漢方薬の店をやっている母は、もう成人になった一人息子のトジュと暮らしている。トジュンは仕事にはついていず、友だちのジンテとぶらぶらしていた。ある日、店の前で犬と遊んでいたトジュンは猛スピードのベンツにはねられた。幸い軽傷だったトジュンはジンテとともにベンツの後を追ってゴルフ場に向かった。そこで、ナンバーからベンツを見つけて、サイドミラーを壊し、さらに車の持ち主に襲いかかった。すぐに双方警察に連れて行かれて、示談をするように警察に促された。しかし、ジンテの壊したサイドミラーの弁償をするように言われてしまった。その晩、トジュンはジンテと待ち合わせたスナックに行くが、ジンテは現れず、結局一人で酒を飲み、店を出た。酔ってふらふら歩き、目の前を女子高生が一人で歩いているのを見て声をかけたトジュン。しかし、彼女に無視され石を投げられたトジュンは、そのまま帰宅した。しかし、翌朝トジュンが声をかけた女子高生のアジョンが無人のビルの屋上で殺されているのが発見された。しかも、現場にはゴルフ場で拾ってきたゴルフボールにトジュンと書いてあるものが発見された。警察は、すぐにトジュンを逮捕する。トジュンは軽度の「知的障がい」があるのか、なかなか当日の夜の行動について思い出せない。そんな息子を心配した母は、腕のいい弁護士を雇うのだが、なかなか動いてはくれない。そこで、母が真犯人を捜すための行動に出る。最初、ゴルフボールの事を知っているジンテの家に無断で侵入し、ゴルフ場から持ち帰ったクラブを持ち出し警察に持ち込んだ。しかし、逆にジンテは無関係であることを証明され、かえってジンテに慰謝料を払うように要求された。その際ジンテは被害者のアジョンのことを調べた方がいいと言うのだ。それは、アジョンには「援助交際」をしていたという噂があったというのだ。彼女は認知症の祖母と二人暮らしで生活が苦しく、祖母はマッカリの瓶を持って徘徊するのが常だった。やがて、真相にたどり着いた母なのだが、思わぬ事もわかって動転してしまう。
 母親の執念は猪突猛進なのだが、真相を突き止めても止まらない。「障がい者」への偏見もあるように思う。また、邦題の「母なる証明」も異議がある。意思疎通がうまくいかない母子の関係も含め、母性の証明をあのように表現するのはいかがなものか。とにかく後味の悪さはこの上ない。「殺人の追憶」とは大違いなのだが、よく考えると「殺人の追憶」でも「知的障がい者」の扱いが不当だったことを思い出した。
 少し時間おいて考えてみて、気がついたことがある。それは、被害者のアジョンの携帯カメラに資源回収のおじさんの顔写真が写っていたということ。しかも、事件より前のことで、アジョンとの関係も当然あったと思われる。すると、事件当夜、あの無人の家にいた資源回収のおじさんと待ち合わせをして、アジョンが現れたということも考えられる。そして、二人の間にトラブルが発生し、アジョンが殺されたということも考えられなくもない。そして、現場で見かけたトジュンに罪をきせようと死体を屋上に運んだということもあるのではと思った。まあ、これはうがち過ぎると思うのだが。


監督:ポン・ジュノ
出演:キム・ヘジャ 、ウォンビン 、チン・グ 、ユン・ジェムン、チョン・ミソン
2009年韓国映画  上映時間:129分
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テーマ : 最近見た映画
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