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ブラインドネス
 とある街角、信号待ちしていた1台の車が青になっても発進しない、後ろからはクラクションの音が鳴り響く。運転していた日本人男性は突然目の前が真っ白になり、視力が奪われてしまったのだ。すると、親切そうに声をかけ代わりに車を運転して、日本人の家まで送ってくれた。しかし、その男は泥棒でそのまま車に乗っていった。帰宅した日本人の妻は夫と眼科に行った。待合室には数人の人がまっていたが、日本人が先に診察してもらった。それでも、日本人の目はまったく異常がなかった。原因不明ということだった。その後車に乗っていった泥棒は、逃げる途中で視力を失った。こうして、最初に発症した日本人から、彼と接触した人々が次々に視力を失っていった。翌朝、眼科医まで発症すると、厳重に防護服に身を包んだ一団が彼を救急車に乗せて行こうとする。とっさに医者の妻が視力を失ったと言い夫とともに車に乗り込んだ。彼女の視力は正常だったが夫に付き添った。すると、着いたのは、かつて精神病院だった廃屋だった。政府はこの原因不明の病気に為す術もなく、患者を軍隊の監視下に置き隔離するという方針だった。そこには、最初に発症した日本人を始め、前日眼科にいた患者たちもいた。彼らは、急に視力をなくし戸惑いを隠せない。しかし、次々に搬送される患者で施設はすぐに満杯になった。携帯ラジオを持っていた男の情報では、世界中から医療団が到着したが、依然として原因不明のまま患者増えているという。眼科医は第一病棟のリーダーとして第二、第三病棟のリーダーたちに、配給される食糧の分配について協議しようと呼びかけるのだが、第三病棟のリーダーは拳銃を持っていて、自分が王だと言い放つ。そして、食料は自分がすべて支配し、欲しければ金目のものを出せと言う。皆は暴力的な支配のなか、時計や宝石などを差し出して食料と交換する。金目のものがなくなると、今度は女性を差し出し、性的虐待をおこなおうとする。眼科医は妻や日本人の妻なども応じるという対応に驚愕する。そして、こうした事態がエスカレートするところで、眼科医の妻ははさみを手に、第三病棟に向かい王を名乗る男の首筋にはさみを突き立てるのだった。そして、陵辱されたもう一人の女性が第三病棟にライターで火をつけるのだった。眼科医の妻の誘導で避難すると、軍隊も撤収しておりみな施設の外に出られた。でも、町中が視力を失った人であふれ、通常の市民生活は停止していた。
 見えていたものが見えないという恐怖の中、逆に本来見えていたはずのものが、実は見えていなかったという、そうした寓意が込められた作品。なかなか深い意味が込められた作品なのだが、なかなか理解しづらい。単に暴力的な場面が、嫌悪感を漂わせるが、眼科医と日本人の夫婦の関係が次第に変化していくあたりが注目だ。ジュリアン・ムーアはさすがに好演しているのだが、木村佳乃、伊勢谷友介はいまいちという感がした。


監督:フェルナンド・メイレレス
出演:ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、アリシー・ブラガ、ダニー・グローヴァー
2008年   上映時間:121分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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