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ザ・バンク 堕ちた巨像
ルクセンブルグに本部があるIBBC銀行は、世界第5位の規模のメガバンクだった。その頭取ジョナス・スカルセンはやり手でドイツだけではなくヨーロッパいぎでもロシアやアメリカをはじめ中東やアフリカなど政府関係や犯罪集団までも含め取引をおこなっていた。そんなIBBC銀行の不正を内偵していたアメリカのニューヨーク検事局のシューマーはこの銀行の幹部と密かに接触していた。そして、ようやく軍需産業との密約について聞き出した直後変死してしまう。それを目の当たりにしていたのが、インターポール捜査官のサリンジャーだった。彼は以前ロンドンヤードで、IBBC銀行の不正を追いかけていたが、上司からの妨害で警察を辞めざるを得ず、インターポールに移ったのだった。サリンジャーは、シューマーの死因に疑問を持ちドイツの警察に対してシューマーの同僚のエレノアとともに死因の追及を依頼するが、ドイツの警察当局は非協力的だった。そして、イタリアの次期首相候補で軍需産業の社長カルビーニと会い、IBBC銀行の企みについて話し合ったサリンジャーとエレノアだった。しかし、その直後カルビーニ社長は狙撃され殺されてしまう。しかも、すぐにその狙撃犯と思われる容疑者はイタリア軍警察によって射殺されてしまう。それでも、サリンジャーの捜査で真犯人像が浮かび上がった。そのわずかな手がかりをたどり、ニューヨークに向かったサリンジャーたち。真犯人を追い、ついにたどり着いたのが、ニューヨークのグッゲンハイム美術館だった。そこで、派手な銃撃戦が展開され、何とか生き残ったサリンジャーはIBBC銀行頭取ジョナスとの直接対決をすることになる。
 この作品は、1991年に経営破綻したBCCI(バンク・オブ・クレジット・アンド・コマース・インターナショナル)事件を下敷きにしている。実際この銀行は武器や麻薬などの不正資金調達に手を染め、独裁政権やテロ組織の資金洗浄にも協力した。当初、この映画はサブプライムローン問題 にまで及ぶのかという期待があったのだが、BCCI事件だけで多少がっかりした。先のG20の反対デモで掲げられたように「資本主義は死んだ」という主張にあるようにたしかに資本主義は瀕死の状態に違いない。そして、強欲資本主義の本丸はやはり銀行なのも間違いない。この映画では、アクションに重きがおかれている傾向があるが、実際のところ、貨幣に振り回される人間たちが、そうした実態に気づくことなくただただ資本に隷属し、振り回されているというのが真相なのだが、そこに踏み込んだ作品に期待している。


監督:トム・ティクヴァ
出演:クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ブライアン・F・オバーン
2009年 上映時間:117分
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テーマ : 映画感想
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