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2009/02
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ぐるりのこと。
 1993年佐藤カナオと翔子はともに美大の同窓生で結婚していた。カナオは女性に軽口をたたきながら、靴屋でのアルバイトをしていた。翔子は小さな出版社でけっこう仕事をこなしていた。翔子はカナオのぐうたらな性格をきちんと管理しようとカレンダーには、週3回の「夫婦の営み」日が×印で記してあった。その日カナオは夏目先輩に誘われ、テレビ局で法廷画家仕事をしないかという誘いで、居酒屋で飲んで帰宅したのだ。それでも、決めたたことは守るようにと妻の誘いにのるカナオ。やがて、妻は懐妊、翔子の母波子と兄勝の一家との会食で結婚と妊娠を祝うのだった。カナオは法廷では凶悪で世間から注目を集めた事件の被告たちが繰り広げる生の顔を描いていた。それから、数ヶ月後、佐藤家の仏壇には小さな位牌とあめ玉が供えられていた。子どもは生まれてすぐに亡くなっていた。そんななか、翔子は会社のなかで小さな対立をしたりして、次第に心の平穏を失っていく。やがて、心療内科に通院し仕事も辞めてしまう。そんななか、夫のカナオは妻にできるだけ寄り添い彼女を心身ともに受け止めていた。そうしたなか、翔子はリハビリで通っていた寺の住職の尼僧から、天井に絵を描いてほしいと依頼された。カナオの薦めもあって絵の制作に没頭し、心の均衡を回復していく翔子。カナオは法廷画家として、様々な事件を通して社会を見ていた。
 1993年から10年余にわたって夫婦の生活が、淡々と描かれている。しかも、心の均衡を失った妻に対してしっかりと受け止めている夫の姿が印象的。しかし、妻の兄一家の生活がバブル後の不動産屋という設定で一見はぶり良さそうにつくろっても追っつかないというあたりはこちらの一家の様子に活写されていた。とは言え、法廷場面は実際の事件を思い出させ、興味深くみることができた。しかし、夫婦間の絆という意味では、なかなかよかったのだが、如何せん全体として私小説風な感じで、印象は評価するか嫌悪感をもつかのいずれかだろう。そういう意味では、後者の感が強かった。


監督:橋口亮輔
出演:木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、寺島進
2008年日本映画  上映時間:140分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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