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k-20 怪人20面相伝
1941年12月日本(大日本帝国)は米英と平和条約を締結したというところから始まる。したがって、太平洋戦争は回避されるという設定だ。舞台は1949年、日本は戦争は避けたが、国内において、天皇を中心とする華族制度が存続し、著しい格差社会となり、平民と華族との婚姻は原則禁止され、居住地域も分けられ明日の生活にも困窮するスラムや浮浪児たちの群れができていた。そんななかテレビ放送が始まり、富裕層以外は街頭テレビに見入っていた。そして、一番の関心事は怪人20面相と名探偵明智小五郎の対決だった。それと、庶民たちの楽しみはサーカース見物だった。その帝都で人気があったのは、サーカースの曲芸師遠藤兵吉だった。そんな兵吉を支えてくれていたのは、源治という細工師だった。それと南先生という団長で、格差社会に不満を言う新助という少年と兵吉に「こんな社会はいつまでも、続かない。きっと新しい希望のもてる社会がくることを信じるように」と病弱な身体であっても、希望をとくのだった。そうした折り、カストリ雑誌の記者が兵吉を訪ねてきた。彼は、南の身体の具合を心配し医者に診せるための金をえさに、兵吉に明智小五郎と羽柴華子の婚約式の様子をカメラで撮影するよう依頼するのだった。それは兵吉のサーカースの技を駆使しての盗撮だった。明智はニコラ・テスラの発明した新エネルギー伝達装置のミニチュア版を持ち去った怪人20面相を追っていた。それでも、華族のなかでも一番の資産家羽柴家の令嬢との婚約式において20面相から、羽柴家が持つ「バベルの塔」を描いた絵画を盗むという挑戦状が届いていた。明智は警視庁の浪越警部にこの際、絵をエサに20面相を逮捕しようと準備を進めるのだった。当日、カメラを持った兵吉は羽柴ビルの硝子張りの屋上からカメラを構えシャッターを押すと大音響とともに、ビルの一部で爆発が起こった。すると、上を見ていた明智の助手小林少年が兵吉を発見して、皆に知らせ一斉射撃を受けて、兵吉は軍警察に逮捕されてしまった。いくら、警察で雑誌記者に依頼されたと言っても信じてもらえず、兵吉が20面相とされてしまった。しかし、兵吉が護送されることになった時、その途中で突如異変が起き、兵吉の姿が忽然と消えてしまった。彼は、源治の仲間たちに助けられたのだ。しかし、彼らは裏の家業は泥棒だったのだ。反発する兵吉、しかしサーカースは軍警察によって焼き払われ、皆ちりぢりになってしまい、新助も浮浪児たちとやっと生きていた。そんな有り様を見て、兵吉は源治から20面相も修行したかも知れないという、秘伝の書を見せてもらい、怪盗への途を修行するのだった。そうした折り、20面相が華子追いかけているのを見つけた。そこで、華子を助け、泥棒長屋に連れ帰り庶民の生活を見せる兵吉。この体験を経て、自らの生活を見直し、兵吉の手助けをしながら20面相を追いつめる華子だった。こうして、ついに兵吉と20面相が対決する日がやって来る。
 韓国映画「ロスト・メモリーズ」は、2009年のソウルが舞台で日本の植民地支配が続いているという設定の作品で中村トオルが出演しており、K-20の上映が始まってすぐにこの作品を思い出してしまった。このような、IFの世界の設定にすると実際とちがってテレビの出現や小型ヘリの実用化など、随分と融通がきくものを出現させることが可能となった。そうして、軍警察などドイツに影響されているように思えた。とはいえ、「ぼ、ぼぼくらは少年探偵団」と歌い、BDバッチを集めた世代にとっては、怪人20面相への思い入れはひとしおだ。今回の原作の北村想のものとも違うK-20なのだが、それはそれでおもしろかった。


監督:佐藤嗣麻子
出演:金城武 、松たか子 、仲村トオル 、國村隼 、高島礼子
2008年日本映画  上映時間:137分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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