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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
 石川県の山間部、夏のある日、和合曽太郎とその妻加津子は近くの道路で飛びだそうとした猫に気をとられたダンプに跳ねられ二人とも即死した。残されたのは、長男宍道とその妻待子、東京で女優をしている長女の澄伽、高校を卒業して家にいる末っ子の清深だった。父母の葬儀で久しぶりに帰郷した澄伽は一人女王のように振る舞い、宍道も清深も逆らえない様子で、一人だけ他人ということもあって、不思議に思う待子だった。この背景には、4年前澄伽が女優を目指すための上京すると言いだし、父に才能がないのだから止めるように言われたことに腹を立てナイフで斬りかかろうとした澄伽。止めに入った宍道を弾みで額に傷つけてしまった。しかし、そうしたことがあっても、「夢を諦めない」をモットーに上京資金稼ぎにクラスメートを相手に売春をはじめる。そうした姉の行動をつぶさに見ていたのは、14歳の妹清深だった。彼女はこの姉の行いの一部始終を密かに漫画に描いていた。できあがった作品をダメもとでホラー漫画誌に投稿した。すると、これが新人賞を受賞し、作品が全て掲載されてしまった。すると、村中の人に結果として家族と自分自身の恥が暴かれいたたまれなくなった澄伽は東京へ出ることになった。その際、父親に毎月の仕送りをするよう約束を取り付けていた。しかし、4年ぶりに帰ってきた澄伽に、兄の宍道は両親が亡くなり、経済的にも苦しくなるのだから、東京へ帰らず、実家に戻ってきてもらいと言う。しかしそんな言葉に耳を貸さない澄伽。元々、宍道は加津子の連れ子で曽太郎と再婚したということから兄弟とは言え血縁関係はないのだった。その後、澄伽が所属していた芸能事務所から解雇の連絡を受け、「あんたが変な漫画描いてあたしをさらし者にしたせいで、演技に集中できなくなったのよ。あんたのせいよ。」と清深八つ当たりする。それで、たまたま雑誌で見つけた新進気鋭の映画監督小森哲生へ手紙を書き、自らを売りこもうとする澄伽。すると、小森からの返事が来て有頂天になる澄伽。嫁である待子を虐待する宍道が、ある夜、澄伽と親密な関係であることに気がつく清深。すると、彼女は封印していた漫画を再び描き始めたのだった。
 自らの才能の無さを棚に上げ、評価されないことの一切合切を他人のせいにしてしまう自己中の澄伽。しかし、彼女を興味津々で観察し漫画に描いてしまう清深。原作とは多少違うところがあるものの、基本的には同じ構成になっている。それに、宍道の妻、待子もDVにも負けず気味の悪い歌を口ずさみながら、不気味な人形を作るというキャラクターにしたのも成功だ。妙に印象に残った作品。


監督:吉田大八
出演:佐藤江梨子、佐津川愛美、永作博美、永瀬正敏
2007年日本映画  上映時間:112分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

おくりびと
 小林大悟は東京でチェロ奏者をしていた。念願のオーケストラに入り、無理して高いチェロを購入したばかりだった。しかし、コンサート会場にはあまり客が入っていない。そして、オーナーの発した言葉が「解散」という一言だった。オーケストラの空きなどあるわけもなく、妻の美香に相談しチェロ奏者をあきらめ、故郷の山形で母の残してくれた家に帰ることにした。母は数年前に亡くなり、それ以来、実家は住む人がいなかった。元々は父が喫茶店をやっていたが、店のウェイトレスと父は駆け落ちをして出て行った。大悟がまだ小学校低学年の頃のことだった。以来、店は母がスナックとしていた。だから、一階部分はかつての喫茶店とスナックといった頃のままだった。二人で山形暮らしを始め、求職活動中の大悟が目に止めたのが「年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。NKエージェント」という新聞折り込みのチラシだった。早速、大悟は面接に出かけると、履歴書もろくに目を通すことなく、速「採用」と社長の佐々木は言い放つ。大悟は、「どんな仕事でしょうか」とチラシを見ながら尋ねた。「旅のお手伝い」ということで旅行代理店のような仕事ですかとと聞くと、佐々木は「あぁこの広告、誤植だな。“旅のお手伝い”ではなくて、安らかな“旅立ちのお手伝い”。NKは、納棺のNK」と赤いペンで訂正しながら説明した。とたんに、顔をしかめる大悟。そして、とりあえずやってみて、向かなければ辞めればいいからと、2万円を渡し「これ、今日の分」という佐々木。何となく、雰囲気に飲み込まれた大悟。翌日、事務所に顔を出すと、事務員の上村百合子が「みなと劇場へ行って、社長が待っているから」という。出かけていくと、舞台の上には佐々木が座っていて、「小林くんすぐに着替えて」という。紙おむつすがたで出てきた大悟は納棺の案内DVD撮影のモデルだったのだ。有無を言わせず、佐々木が解説のコメントをしゃべりながら、撮影していく。そして、次は、孤独死の老婆を納棺するというものだった。腐臭がただようなか、ようやく仕事を終える。その後、様々な現場に行き、次第に人間の最後の葬送の場での家族の想いに触れながら、次第にこの仕事への理解を深める大悟。しかし、仕事の内容がわかると妻の美香は仕事を辞めないのなら、実家に帰るといって出て行く。さらに、近所の銭湯の倅で幼なじみの山下も「あんな仕事はずかしかないのか」という。それでも、ひたすらおごそかで、威厳に満ちたこの納棺の仕事に邁進する大悟。やがて、美香が妊娠の知らせとともに戻ってきたが、まだ仕事には反対している。そんななか、30年以上も会っていない大悟の父が亡くなったという電報が、母宛に届いた。遺体の引き取り手がないという知らせに「そんなものは知らない」という大悟だったが。 最初のコミカルな出だしに、けっこう笑ってしまった。しかし、納棺というしごとの意義を、様式美をもって厳粛に執り行いながら山崎努演ずる佐々木が見事に体現していた。小林役の本木も以前「ファンシィダンス」や「しこふんじゃった」あたりの二枚目半の雰囲気を前半で垣間見せつつ後半のシリアス部分でもきちんと演じていた。特に別れた父親との最後の別れを納棺師としてやりつつ、石で思いをつなげる場面は秀逸だった。日本には、現在でも死にかかわるこうした仕事に対して偏見や差別が存在している。こうした実態をも踏まえ、これを克服する示唆もあたえれてくれていると感じた。それと、久石譲のチェロを中心にした音楽は毎度ながら胸を打った。


監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子
2008年日本映画  上映時間:130分

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

ヒットマン
国外追放された僧侶たちによって作られた闇の組織。そこには、世界中の孤児たちが密かに集められ、厳しい訓練がおこなわれ、やがて彼らは完全無欠の暗殺者として育成される。彼らは、スキンヘッドに後頭部にバーコードが入れ墨で書き込まれ、最後の2桁の番号がエージェントを指すのだった。このエージェント「47」はある日、ロシアのペテルスブルグから大統領をめざす政治家ミハイル・ベリコフの殺害指令を受けた。何なく仕事をやり終えたのだが、テレビでは殺したはずのベリコフが難を逃れたという放送が写し出されていた。そして、組織からは目撃者がいるというメールも入ってきた。47は目撃者を始末しろという指令をうける。目撃者はニカという女性で、47が前日バーで出会った女性であった。47は彼女との接触をおこない、目撃者でないことを知る。しかし、47はこの事態に不審な点を感じる。そしてニナとともに、組織から命を狙われ、インターポール、さらにはFSB(ロシア連邦保安庁)からも追われる身となった。そして、ニナがベリコフの愛人だったことや、ベリコフの弟ウードレが武器商人であり、裏社会の顔役であることを知る。47を狙い次々に襲撃する組織を相手に、瞬時に撃破し、やがて事件の真相にたどり着き、決着をつける時がやってきた。
 元々は「バイオハザード」と同じゲームだといことだ。当初、様々な装備を持っていたのが、身一つでホテルから逃れるのだが、すぐに身支度してしまう。もっとも、訓練によって素手でも強いのだからいいのかもしれないが、その辺はアバウト。もっとも、B級アクション映画にそんなことをいう方が野暮か。それでも、テンポよく見せてくれる。あれこれ、あら探しはせず娯楽作品として楽しむのがいい。


監督:ザヴィエ・ジャン
出演:ティモシー・オリファント、オルガ・キュリレンコ、ロバート・ネッパー
2007年米仏映画    上映時間:93分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

クローバーフィールド
 2007年5月ニューヨーク、セントラルパークで発見されたビデオカメラで撮影された映像は、米国防総省で秘密裏に保管された。その内容は、ロブという青年が日本に副社長として赴任するというところから始まった。全編このロブの送別パーティでの記録をハンディビデオで撮影するところから始まった。パーティは、ロブの住むニューヨークのマンハッタンのアパートでおこなわれた。そこには、ロブの兄ジェイソン、彼の恋人リリー、ロブの恋人ベス、カメラ担当のハッドや彼が気に入っている女性マリーナなどたくさんの人々が集まっていた。しかし、ロブとベスは口げんかの末、ベスが帰っていった。すると突然、大音響があたりをつつみ、一瞬一帯が停電してしまう。すぐに、電気がつき、テレビではマンハッタンが異常事態であると報じた。皆は急いで屋上に行き、事態を確かめようとする。すると、大きなビルに火花があがり、ビルが崩れている。これは大変と今度は、外に出るが、大きな音と何かが飛んでくる。火花をあげて落ちてきたのは、何と自由の女神の首から上の部分だった。その後も、大きな火花があがり、町中が破壊され人々も正体不明のものに襲われていた。すぐに、一般人は橋を渡り非難するよう警告され、入れ替わるように軍隊が続々とやって来た。しかし、ロブはベスからの携帯で部屋で動けない状態だと知らせてきた。彼女を置いていけないとロブは一人で彼女の元に向かおうとする。非難するにも、橋も襲われ、ジェイソンも含め犠牲者が大勢でた。ロブはリリーとマリーナ、ハッドらと地下鉄の線路を歩いていた。しかし、そこにも「連中」はいた。
 ハンディカメラの映像で画面は揺れるし、とても見づらい展開の中で、突然現れる「破壊者」しかも、まともにその全ぼうは写し出されていない。ただ、この作品と日本との関係はいろいろにおわせている。まず、ロブの赴任先が日本。ネットで流されたタグルアト社という日本の企業が採掘している海底油田の採掘場が武装集団によって破壊されたというニュース。このタグルアト社の傘下には、深海の生物資源調査を行う「ヨシダ・メディカル・リサーチ」や、ソフトドリンクを販売する「SLUSHO!」、宇宙開発から武器開発まで行う重工業メーカー「BOLD FUTURA」、石油化学会社「Para FUN! WAX DISTRIBUTORS」などがあるということにしてある。ここから、推測して地球外生物らしきものか、深海にいた謎の生物が海底油田採掘現場の崩落に関わって地上に現れたのかわからないが、興味をそそる。ともあれ、それだけの映画ともいえる。それと、DVDでテレビ画面で見た方が、船酔い感が少なくてすみそう。




監督:マット・リーヴス
出演:マイケル・スタール=デヴィッド 、オデット・ユーストマン、マイク・ヴォーゲル
2007年米映画  上映時間:85分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

崖の上のポニョ
 とある海沿いの崖の上にある家に住む宗介は5歳。父耕一は貨物船「小金井丸」船長で、あまり家には帰らない。母のリサはデイケアサービスセンター「ひまわりの家」で働く。宗介は母と毎朝一緒に出かけ、「ひまわりの家」に隣接する「ひまわり保育園」に通っている。ある日、宗介は崖の下の海辺で赤い魚を見つけた。さっそく、小さなバケツに入れ保育園に持って行った。宗介はその魚をポニョと名づけた。ポニョは宗介の傷口を舐めたことで、半漁人になったのだ。それというのも、ポニョは元々は人間だったフジモトとグランマンマーレという海の母ともいわれている女神のような存在との間に生まれた魚だったからだ。しかし、珊瑚の塔の中という活動範囲が限定されているなか、ポニョだけは他の世界をみてみたいと、フジモトの目を盗み逃げ出して、宗介の住む海岸にやってきたのだった。すぐにポニョがいなくなったことに気がついたフジモトは、ポニョの後を追ってきた。海からあがったフジモトは、現在は海で暮らしており、給水ポンプを担いでおり、リサに除草剤をまいている人に間違われていた。しかし、フジモトの魔法の力で水位が上がりポニョは家に連れ戻されてしまう。しかし、ポニョは宗介が気に入り、人間として暮らしたいと主張する。そして、フジモトが魔法で海水を浄化・精製した「生命の水」を貯めていたのを壊し、それを浴びたことにより、ポニョは人間になったのだ。すると、手や足が伸びてきて、文字通り海を駆けて、ひたすら宗介のもとに戻ろうとしていた。その際、嵐になり大雨と、海は荒れ、津波のような波が立ち上るが、ポニョだけは波の上をひたすら駆けていた。そうして、宗介のもとに、たどり着き女の子に変身したポニョに気がつく、宗介とリサだった。しかし、大雨で洪水の被害が出ることを心配したリサは、宗介とポニョを残して「ひまわりの家」へ向かった。ポニョは、人間に変身したため魔法の力を大量に使い、疲れて果てて眠ってしまった。目が覚めると、あたりは洪水で歩けなくなっていた。すると、ポニョが魔法で宗介のおもちゃの船を大きくして、それに二人で乗ってリサの所に向かった。そして、宗介とポニョはフジモトとグランマンマーレ が「ひまわりの家」の老人たちとリサを助けた場所で合流した。
 宮崎駿監督のこの作品は、あえて現在、隆盛のCGを多様したアニメとは一線を画し、あえて鉛筆一本からの手作業を中心にして作られたアニメだという。人魚姫伝説をモチーフにしてはいるものの、環境汚染や高齢者問題なども巧みに織り込まれている。総じて、女性がいきいきと元気でかつ主体的に生きている、という印象が強く残った。それらも、そんなに踏み込んだ主題という感じでもない。何といっても久石譲の音楽、とりわけ主題歌は圧倒的にインパクトがある。これが一番残ってしまうのは仕方ないというものだろうか。


監督:宮崎駿
音楽:久石譲
声の出演:山口智子、天海祐希、所ジョージ
2008年日本映画 上映時間:101分

テーマ : 崖の上のポニョ
ジャンル : 映画

歓喜の歌
 東京都下のモノレールが走る地方都市。みたま文化会館の主任飯塚は、年の瀬を迎えても相変わらずのグータラぶり。部下の加藤だけが細々とした仕事をしていた。そして、12月30日の朝もう一日で仕事を終えるという日、翌日の大晦日の予約を入れているという「みたま町コーラスガールズ」からの電話があった。調子よく対応する飯塚のの傍らで顔色が変わる加藤。彼は「実は、昨日ママさんコーラスからの電話受けたのですが、こちらは「みたまレディースコーラス」でした」というのだった。あわてて確認したところ、半年前に両方とも予約済みだったのだ。しかも、時間も同じ夜の7時から9時となっていた。似たような名前で早とちりして、ダブルブッキングしていたのだ。飯塚はママさんコーラスなんて、どうせ暇つぶしでやっているんだろうから、何とかなるだろうとたかをくくって、双方に連絡を入れた。「みたまレディースコーラス」はスーパーマーケットを経営する松尾をリーダーとして歴史のあるグループで市長夫人など有力者の夫人が中心に活動していた。一方の「みたま町コーラスガールズ」はパートをやりながら一年間、必死に練習してきた女性たちのグループで、双方とも一歩も引かない。そこで、ガールズのリーダーで指揮をしている五十嵐が訪問介護の仕事をしている先を訪れた飯塚と加藤。そこで、五十嵐を伴いレディースの練習場である松尾邸に向かった。そこで、時間をずらしてもらいたいと申し入れたのだが、もう入場券も売ってしまい、今からでは無理といわれてしまう。疲れて文化会館に帰り、加藤とともに北京飯店から出前のラーメンを注文した飯塚。しかし持ってきたのは、タンメンだった。怒りにまかせアルバイトの青年に毒づく飯塚。これを見ていた加藤が半年前の予約を間違えられて怒るのは無理はないと言い出す。すると、北京飯店の娘が餃子を持ってきた。彼女は「実は母が「みたま町コーラスガールズ」の一員として病気で倒れた父の仕事である北京飯店の店を切り盛りし、それまでの本業だった仕立てもののリフォームの仕事とあわせてやっている」というのだ。それこそ朝から晩までコマネズミのように働き詰めの日々のなかコーラスもやってきたというのだ。そんな母の作った餃子を忙しさのなかで注文を間違えたお詫びとして食べてもらいたいというのだ。この話を聞きはたと自分の仕事のいい加減さに気がつく飯塚。あらためて、気持ちを入れふたつのコーラスを合同で発表会にしようとがんばる飯塚。
 原作が立川志の輔のパルコでの独演会のなかで生まれた新作落語「歓喜の歌」だ。映画版には落語には登場しない人物も含め多少膨らませているものの、基本の部分はまったく変わっていない。当初、やる気のない行政マン飯塚がママさんたちのひたむきさに影響され生き方も改めるというあたりはぐっとくる。あわせて、安田成美が健気でいて、けっこう大胆な役柄を好演していた。コーラスも由紀さおりの安田姉妹などを中心にきまっていた。けっこう笑わせ、その一方でじーんとくる落語の神髄を見事に映像化している。


監督: 松岡錠司
出演:小林薫、安田成美、伊藤淳史、藤田弓子
2007年日本映画  上映時間112分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

20世紀少年
 1969年、アメリカは月に人類初の1歩を刻んだ。10歳の少年ケンジはオッチョ、ユキジ、ヨシツネマルオ、モンちゃん、ケロヨン 、ドンキー、フクベエらと秘密基地を作りそこで「よげんの書」を書いていた。彼らはオッチョの考えたシンボルマークを旗にして掲げていた。やがて、1997年になりケンジはかつてはロックスターを夢見てロックンローラーの端くれだったが、現在は実家で母親とともにコンビニを営んでいた。そして、近所のマルオの誘いで、小学校の同窓会に行った。すると、「ともだち」と名乗る教祖による新興宗教の噂を聞く。その後、ケンジの店の近所でお得意のお茶の水工科大学の敷島教授一家が姿を消すという事件が起きた。敷島宅にいったケンジは彼の家に書かれていたシンボルマークを見て驚いた。そこにはかつて自分たちが使っていたものだった。さらに、9人の仲間の一人、ドンキーが自分の勤めていた学校の屋上から転落死した。また仲間たちが顔を合わせ、秘密基地のことを話し合い彼らが隠した宝もの入れを掘り起こした。すると、そこに「よげんの書」の一部があった。そして、皆で思い出していると、サンフランシスコで原因不明の病気が蔓延した。このあとロンドンでも同じような原因不明の病気が蔓延した。そして、これらの事件は、ケンジが小学生の頃書いた「よげんの書」とまったく同じだった。すこしずつ思い出す記憶。さらに、目玉のシンボルマークを持つ教団主催のコンサートに出かけたケンジは、ステージに空中から降りてきた教祖の「おともだち」と対面する。彼は、集まった信者たちに、ケンジを会場から追い出すように言う。そして、姪のカンナが特別な子であることを知るが、ともだちの命を受け、カンナを誘拐しようと、多くの信者がケンジのコンビニにやって来た。何とかカンナは助けたものの店は火をつけられ全焼してしまった。その際、焼け跡の中から、昔埋めておいた「よげんの書」を発見したケンジ。あらためて、事態が「よげんの書」通りに進行していることを確認し、9人のかつての仲間と連絡をとり人類滅亡を阻止するにはこれしかないと立ち上がるケンジたち。そんな仲間に、かつてシンボルマークを考えたオッチョが東南アジアから帰国した。彼は、武器の扱いにも慣れており、皆を訓練する。しかし、ともだち一派は万丈目党首を担ぎ友民党の議員を大量に当選させ、警察にも浸透させていた。そして、よげんで書いてあった2000年12月31日ついに人類滅亡の日を迎え、ケンジたちは必死にともだちと闘いを展開した。
 映画は3部作ということで、プロローグ的なものだが、2010年代のあたりも描かれている。原作は名前が実在の人物をもじっており、主人公の遠藤健児は歌手の遠藤賢司からとっている。さらに他の人々もその由来があるという。笑ってしまったのは、ケンジの姉キリコの恋人は諸星弾というのだが、ウルトラマンだ。ただ、原作の漫画は読んだことはないが、とにかく早く続編を見たいものだ。ハリウッド作品のように1年以上も待たされると、記憶がすっかりとんでしまい、おさらいをしなくてはならないのは困るから、それでも半年ブランクがあれば、かなり忘れそうだ。ともあれ、1作目はよかった。


監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士
2008年日本映画  上映時間142分

テーマ : 20世紀少年
ジャンル : 映画

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