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ダークナイト
 ゴッサムシティの銀行にピエロのような仮面を被ったギャング団が襲撃した。しかし、彼らの前には散弾銃を持った用心棒がいた。彼は「ここは、組織の関係する銀行だと」言い放ち、散弾銃もぶっ放した。ところが、ギャング団は反撃し、彼を逆に撃ち殺し、鉄壁の電子ガードもかいくぐり大金を持ちだした。その際、仲間といえども容赦なく撃ち殺していた。このギャング団のボスこそジョーカーだった。彼はゴッサムシティのマフィアたちがマネーロンダリグをしていた銀行を狙ったのだ。そして、単身ボスたちの揃った会議場に乗り込むのだった。そして、一番やっかいなバットマンを始末するしかないと提案し、皆の持っている金の半分で請け負うと提案する。一方、警察はゴードン警部補と新しいハービー地方検事とがタッグを組みマフィア撲滅にむけたとり組みをおこなっていた。このハービー検事とともに検察で働くのがレイチェルだった。バットマンことブルースは幼なじみのレイチェルへの想いが断ち切れていなかった。しかし、レイチェルはハービーへの想いとブルースへの想いが拮抗していた。すると、ジョーカーはバットマンに仮面を脱ぎ、正体を明かすように要求し、さもなければ市民を殺していくと宣言する。思い悩むブルースは、一大決心をする。それは、ハービー地方検事に悪との戦いをすべて委ね、バットマンを引退しレイチェルと平穏に暮らそうと思うのだった。しかし、記者会見会場でバットマンと名乗ったのは、ハービーだった。彼はその場で逮捕され警察署に連行されてしまった。しかし、そこで、ジョーカーがまた動き出すのだった。
 97年のティム・バートン監督のバットマンに出てきたジョーカーとはまったく趣が違っていた。それは、バットマンにも言える。これまでは、アメリカン・ヒーローとして活躍してきたのだが、今回の作品は、バットマンの冠からして題から消え、内容もぐっと大人向きになった。その原動力となったのが、ジョーカー役のヒース・レジャーの好演が光った。金にも目もくれずただただ残虐な殺戮に突き進み、人間の負の側面を刺激してやまない。それは、バットマンにも影響する。彼は超能力をもったヒーローではなく、科学の粋を集めたプロテクターと武器を駆使して町を自警するだけなのだ。しかし、彼の行為は自称バットマンを名乗る偽ものが出没するということも含めて、法的にはバットマンの存在は違法となるのだ。こうした構図は、アメリカの姿と二重写しになってしまう。それは、アメリカが世界の憲兵を自称し、世界のどこにでも正義と民主主義を掲げ武力侵攻していくという情況に似ている。誰にも乞われていないのに、正義のためと出没する構図は同じなのである。しかも、相手は理解不能で殺戮を喜びとする。さらに、人間の二面性として、どんなに正義を標榜しようが悪への誘惑に抗しきれないといった側面を強調し巧みに悪へ誘ってしまう。こうしたきわめて現代的な背景をもって作られた脱お子様路線のバットマンだ。ただ、惜しむらくはジョーカー役のヒース・レジャーがこの映画の公開前に亡くなってしまったということだ。


監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン
2008年米映画  上映時間:152分
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テーマ : ダークナイト-バットマン-
ジャンル : 映画

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