FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

2008/07
≪06  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   08≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ヒトラーの贋札
 第二次世界大戦の最中、偽ドル作りをおこなっていたサリーは、犯罪捜査局贋造紙幣課のヘルツウォークに逮捕された。彼はユダヤ人だったため、収容所に送られた。大戦も末期となり、戦局を好転させようとドイツはベルンハルト作戦を決行していた。この作戦は英国ポンドの贋札を作り、英経済を混乱させようというものだった。この作戦の責任者は親衛隊の少佐となっていたヘルツウォークだった。彼は、各地の収容所からザクセンハウゼン強制収容所に贋札作りのプロを招集した。そして、ユダヤ人技師たちの責任者としてサリーが指名された。当時の最先端の機械とともに、あらゆる便宜が図られた。彼らは、これまでの収容所とは天と地ほどの差のあるきれいなシーツのベッドや食事が用意された。しかし、壁の向こうには、一般のユダヤ人たちが収容され、時折り、銃殺を思わせる銃声も聞こえていた。彼らはナチへの協力ということへの抵抗感を感じながら、従わなければ殺されるという恐怖心から、いやいやながら協力する。なかなか、うまくいかなかったが、ある日、サリーの機転でポンド紙幣の贋札作りをやり遂げた。これは、英国銀行でも本物のお墨付きを与えるほどのできばえだった。その後、ポンド紙幣だけではなく、パスポートなどの偽造もおこなうようになった。すると、ナチスは今度はドルの偽造をするよう命じてきた。すると、偽造グループのなかの印刷担当のブルガーが協力を拒んできた。彼はチエコで共産党の活動中に逮捕され収容所に送られたので、ナチスへのこれ以上の協力はしたくないというのだった。こうして、ドル贋札がなかなかできないことに業を煮やしたヘルツウォーク少佐は、これ以上遅れれば、5人づつ銃殺するというものだった。それでも、すぐにはドル札はできなかった。ユダヤ人たちの間に自らの命を守るため、ブルガーを密告しようという動きがあった。しかし、サリーは仲間を売るなと忠告する。それでも、サリーの働きによってようやく、ドル紙幣の贋札作りに成功する。ナチスはこれで大いに喜ぶのだが、時すでに遅く連合軍は、着々とベルリンに侵攻してきた。そして、砲火の音が迫ってきたなか、突如印刷機等の処分が命じられ、やがて彼らは忽然と姿を消していた。そして、隣の収容所から現れたユダヤ人たちは、印刷工場にいたユダヤ人をドイツ軍と見間違う程だった。
 戦後のサリーが冒頭と最後に出てくるのだが、うまく持ち出した偽ドルを銀行に預け、高級ホテルに泊まり、カジノにいく。当初儲けるのだが、やがて勝っていても、わざと負け、ニヒルな面持ちで死んでいった仲間への鎮魂への思いともつかぬ複雑な表情を見せていた。実際、戦後の英国ポンド紙幣が新しく透かし入りの新札と交換されたという事をみても、いかにこの贋札が精巧だったかを物語っている。現在、日本の旧一万円札の贋札が北朝鮮で作られているニュースが報道されている。国家的な贋札作りということが、未だに続いているのだが、独裁国家という共通点というくくりだが、一方が戦時下ということを差し引いても、どちらも犯罪として許されるべきではない。しかし、強制収容所に収容されたユダヤ人たちの置かれた様々な境遇の一旦も見られ、大義か命かという究極の選択も見落とせない。


監督:ステファン・ルツォヴィツキー
出演:カール・マルコヴィクス、アウグスト・ディール、デーヴィト・シュトリーゾフ
2007年独豪合作映画   上映時間: 96分
スポンサーサイト

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

てれすこ
 江戸時代の末の頃だろう。品川の遊郭「島崎」でかつては一番の売れっ子だった花魁お喜乃は、新粉細工職人の弥次郎兵衛に本物そっくりの指を作らせていた。それを太鼓持ちの梅八に持たせ、二十人以上の旦那たちに起請文とともに持たせ、金をせしめていた。そして、弥次さんに沼津にいる父親が病気なので、一目会いたいと足抜きをし一緒になりたいと涙乍らに懇願する。ちょうどその頃、遊郭の庭で首を吊ろうとしていたのが喜多八だった。彼は弥次さんとは昔なじみの役者だった。長年の苦労が実り、忠臣蔵の塩冶判官の役を演じたのだが、肝心な松の廊下で高師直を誤って刺し殺すという失態を演じ、自殺しようとしていたのだ。間一髪のところを弥次さんに助けられ、ついでにお喜乃の足抜きを助けることになった喜多八。何とか、足抜けを成功させ、いざ3人で沼津に向かうことにした。弥次さん喜多さんたちは、お喜乃を沼津に送ってから、上方で有名な「てれすこ」を見にいこうということになった。旅の途中では、浪人夫婦に騙され金を貢がされたり、子狸を助けてそのお礼にとサイコロに化けた子狸をつかって賭場で儲けたりした。沼津ではお喜乃の父親にも再会し、ここでも一波乱。
 題の「てれすこ」から「狸賽」「野晒し」といった落語が巧みに織り込まれている。こうしてみると、どうしても品川の遊郭、落語とくれば言わずと知れた「幕末太陽伝」をどうしても思い出してしまう。フランキー堺の好演と川島演出の巧みなこと、これと比べれば何で弥次喜多なのかと思ってしまった。しかも、小泉今日子は別としても、何で中村勘三郎なの。そして、柄本なの。勘三郎はニューヨークにでも行って歌舞伎をやっていればいいんじゃない。柄本は残念ながら、少し老けが目立ちすぎ。ほとんど笑えなかったし、残念!


監督:平山秀幸
出演:中村勘三郎、柄本明 、小泉今日子、藤山直美
2007年日本映画  上映時間:108分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ユゴ 大統領有故
1979年10月26日韓国パクチョンヒ(朴正煕)大統領は地方の視察にヘリコプターで出かけた。随行したのはヤン大統領秘書室長とチャ大統領警護室長だった。キム中央情報(KCIA)部長はヘリの座席がないということでチャ警護室長によって同行から外されていたのだ。キムは肝臓を患い慢性的な疲労に悩まされていた。一方、中央情報部のチュ課長はあるリゾート地でパク大統領と恋愛関係にあると訴えてきた母娘の話を聞いていた。こうした苦情にはうんざりしていたが、中央情報部に連行し、反体制運動に関わる容疑者への容赦ない拷問が繰り広げられている現場で脅して釈放するのだった。その日の夜には、キム部長を含め視察に行った大統領とヤン大統領秘書室長とチャ大統領警護室長の4人で宴席を設けるようにとの指示を受けたキム。彼は、全国で広がり始めた民主化運動を圧殺する頂点にいたのだが、民主化は必要とも思っていた。それに、長年権力の座にいて、酒食と女性に溺れた大統領にもあいそがつきていたのが本音だった。しかし、ヤンやチャと一緒に大統領への忠誠競争にも疲れていた。そんななか、密かに大統領暗殺への決意を固め、この日の宴席で決着をつけようとしていた。その思いをキムは側近のミン大佐とチュ課長にだけは打ち明け、彼らもその準備をすることに。午後6時半会場の宮井洞宴会場には大統領警護室の護衛隊が警備をし、チュ情報部課長は宴会の余興用に歌手のシムと女子大生を連れてきていた。宴会がはじまると、チャ警護室長がキム情報部長の民主化弾圧を手ぬるいと罵倒した。それでも、大統領はシムの歌う「北の宿から」に聞き入っていた。一人トイレにたったキムは自らに気合いを入れ、宴席に戻り最初にチャを撃ち、次に大統領を撃った。しかし、銃が故障してしまい、外に出てチュ課長から銃を受け取り再び宴会所に戻り、チャ警護室長と大統領に止めの銃弾を撃ち込んだのだ。ミン大佐は厨房にいた関係者を部下とともに射殺。チュ課長も軍隊時代の親友だった大統領警護室の警護主任と副主任を射殺した。大混乱に陥る宮井洞宴会場、キム部長は現場にいて凶行を目撃したヤン大統領秘書室長と女性二人には危害を加えなかった。その後、キムはあらかじめ別室に呼んでいた陸軍参謀総長とともに陸軍本部にむかった。そして、臨時閣議が開催され、憲法の「大統領有故」の規定にそって対策がとられた。キム部長はミン大佐とチュ課長への信頼はあったものの彼らの部下の動きはぶれていた。目撃者のヤン秘書室長からもれた情報でキムは逮捕される。翌日、戒厳指令部が設置され大統領暗殺捜査本部が発足し、その指揮をとるのがチョン・ドファン(全斗煥)少将なのである。
 68年には北朝鮮のゲリラ部隊に大統領官邸を襲撃未遂事件や、74年に光復節の祝賀行儀で、在日韓国人文世光による銃撃事件がありパク大統領は無事だったが陸英修夫人が死亡するという事件があった。パクチョンヒ自身は戦前の日本の植民地時代、貧しいながら大邱師範学校を卒業し教師となっていたが、満州国軍の新京軍官学校に学び後に日本の陸軍士官学校に留学している。この作品でも、キムがつぶやく高木正雄というのが、パクの日本名だ。それと、キムが時折り、話す日本語。もちろん彼も戦前の日本語教育をうけているのだろうから、話せると思うのだが、何か自らの決意を鼓舞するものとして使われているように思えた。それにしても、キムの行動の曖昧さ、なぜヤン大統領秘書室長ら目撃者をそのままにしておいたのか、他の人々は情け容赦なく殺しているのににもかかわらずだ。それに、もし自らが権力掌握を考えていたのなら、次の一手が甘すぎると思う。それとも、いまだにささやかれている、米CIAの関与など、真実は本当は明らかになっていないはずだから。その後の光州事件などをみても、このあたりの情況が立体的に把握することができた。


監督:イム・サンス
出演:ハン・ソッキュ 、 ペク・ユンシク 、 ソン・ジェホ
2006年韓国映画  上映時間104分
ザ・マジックアワー
 とある港町守加護でクラブ「赤い靴」の支配人備後は、町を牛耳るギャングのボス手塩の愛人マリと深い仲になってしまった。現場を押さえられた備後とマリは足をセメントで固められ、乾いたら海に投げ込まれようとしていた。その時、備後が苦し紛れにボスが知りたがっていた幻の殺し屋デラ富樫を見つけて、ボスのもとに連れてくると言い、その場をしのぐことができた。しかし、備後もデラ富樫の心あたりがあるわけではなく、約束の5日間必死になるのだった。そんななか、備後は無名の俳優を映画の撮影だと騙して、デラ富樫の身代わりにしようと考えるのだった。そこで見つけたのが村田大樹という俳優だった。彼は有名俳優のスタントマンをしたりちょい役としてわずかに映画に出ていた。ただ、撮影所の裏方のスタッフたちとは仲が良かった。そうしたなか、備後が監督をする自主映画の主役で幻の殺し屋デラ富樫として出演して欲しいと強引に申し出た。村田は乗り気だが、マネージャーの長谷川は今ひとつのれなかった。しかし、無理矢理備後に守加護市に連れてこられた。町には、コマーシャルの撮影にやってきた一行もいた。備後はクラブで働く鹿間父娘をスタッフとして紹介し、女性俳優には嫌がるマリが扮することになった。そして、いきなりの本番でボスに紹介することになるのだが、村田のデラ富樫のなりきった演技に皆騙されてしまう。実は、デラはかつてボスの配下だった江洞が差し向けたボスを狙った殺し屋だった。しかし、ニセのデラこと村田はボスのもとで働くというのだ。そこで、ボスの一の子分黒川が、村田を連れて外国人相手の武器取引の現場に行くことになった。そこでは、村田のちょっとした行為で上手く難を乗りきることになり、信用を得ていった。そこで、ボスが江洞にデラは自分の配下になったと告げた。すると、江洞は本物のデラに偽物を始末するように命じるのだった。そうしたなか、たまたま町で撮影中の映画に出演していた往年のスター高瀬允を見つけた村田は大感激した。村田は今でも高瀬主演の「暗黒街の用心棒」が一番のお気に入りで、決め台詞まで暗記していた。彼らを巻き込んだ騒動は次第に大きくなっていった。
 エンディングでこの映画のセットが作られていく様子が細かく記録されていた。あれを見ても、映画は本当にアナログの集大成なのだとあらためて思った。この映画の題にも使われた「マジックアワー」とは、夕暮れ時のほんの一瞬、世界が一番美しく見える瞬間という意味だそうだ。これも、その背景を夕暮れの写真をあてていた。ヒチコックの作品を例に出すまでもなく、かつては背景は書割りが使われてきて、けっこううまく画面におさまっていたと思う。それは、フイルムに現像するというなかで絶妙に焼き込まれていったのだと思う。これから、フイルムレスや高解像度に記録されていけばこうしたアナログはCG等のコンピュタ処理にお株を奪われてしまうのだろうか。それでも、日本映画の現場にこだわるという意味であえて、この映画が作られたというのがこの映画の意図するところなのだろう。それは、俳優陣にもいえ、柳澤愼一がいい味を出していた。彼はかつてのエンターティナーとして有名だったが、一時期からほとんどマスコミからも遠ざかっていて、2006年の「メゾン・ド・ヒミコ」に久しぶりに出演していた。それはそうと、三谷コメディなのだが、小日向文世のひょうひょうとした演技をはじめ小笑いはするのだが、腹からどっと笑うというところまでは、残念ながらいかなかった。


監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵理、西田敏行、綾瀬はるか
2008年日本映画  上映時間:136分

テーマ : ザ・マジックアワー
ジャンル : 映画

インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国
 前3作から19年も経過して、やっとと言おうか今更という感があるが、第4作「クリスタルスカルの王国」が公開された。舞台も、戦後のアメリカ。1957年プレスリーの歌声が響くネバタ州の砂漠、そこにあるエリア51という米軍の立入禁止の表示がある秘密基地。そこへ米軍に偽装したソ連軍の一団が突入する。指揮をするのはスターリンのお気に入りのスパルコという女性大佐だ。彼女は、拉致してきたインディを車のトランクから出し、あるものを探し出せという。みつけたのは1947年のロズウェル事件と呼ばれたUFOの残骸から発見された宇宙人らしい死体が保管されていたというものだった。インディは何とかそこから脱出するが、再び大変な事件に巻き込まれた。しかし、インディとともに拉致された友人のマックがソ連に寝返ったたため、おりしも吹き荒れていたマッカーシー旋風に巻き込まれ、インディは大学を休職させられた。しかも、FBIに24時間監視つきというものだった。インディは失意の内に英国に行こうと荷造りをする。出発の列車に乗り込んだ時、インディを呼び止めるバイクに乗った若者が現れた。彼はマットという青年でインディの知り合いの考古学者オックスリーが三年前に消息を絶ち、あるものを探しに南米に行ったまっまになり、その彼を捜しにマットの母親マリオンまで南米に行ったという。彼女は後のことはインディに頼めと伝言したという。すると、FBIとともにKGBまでもインディとマットを追ってくる。インディはマットの乗るバイクに乗り何とか逃げ切った。そして、マットを伴いペルーのナスカに飛び、そこで最初の手がかりを得た。そして、オックスリーがアマゾンの奥地でクリスタルスカルの手がかりを見つけたことを知った。今度はアマゾンにむかう二人。すると、そこにはスパルコ率いるソ連軍もいた。彼らの目的もクリスタルスカルで、それはヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つというもので、必死に探していた。そして、彼らに捕らわれていたオックスリーはショックを受けてまともにコミニュケーションができない状態だった。しかし、インディはマットの母親マリオンとも再会し、彼女がかつっての恋人であり、マットが自分の息子であることも聞かされた。そして、ソ連軍の束縛から逃げ、インディたちのクリスタルスカル探しが本格化する。
 20年近くのブランクの後の4作目。さすがに、インディも年をとってしまったという印象を受けた。第1作の時は本当にびっくりするくらいハラハラどきどきの展開に目を奪われてしまった。しかし、あれから同じようなジャンルの「ハムナプトラ」「ナイルの宝石」「ナショナルトレジャー」「ダ・ヴィンチ・コード 」等目白押しで、いずれもインディシリーズに少なからず影響を受けているといっても過言ではない。そうしたなかで、昨年のロッキーやランボーといったスタローンのシリーズものの最終版が何年ものブランクを経て公開された。今や、リメイクとシリーズものが主流になった感があるハリウッド。この象徴として長いブランクをへての今回の第4作なのだろう。それでも、サービス精神は相変わらずで、エリア51では第1作の「アーク」の梱包が壊れ少しその姿を見せたり、同じく第1作のヒロインマリオンが登場し、しかもヘンリージュニアを生んでいたというもの。それでもパパヘンリーは第3作で確か一度死に、聖杯の水で生き返り不死になったのではなかったのかなと思うのだけど、今回はすでに亡くなっていた。こんなことは別にして、たしかにおなじ乗りのだが、なぜか従前の満足が得られなかったのはなぜだろうか。


監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット、ジョン・ハート
2008年米映画  上映時間:124分

テーマ : インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
ジャンル : 映画

ミッドナイトイーグル
 真冬の北アルプスに登る一人のカメラマンがいた。この男西崎優二はかつては世界中の戦場に赴き、戦争の悲惨な現実を切り取り世界に訴えていた。しかし、とある戦場で出会った一人の少年の死に直面して、西崎は心に深を傷を受け、一人息子の優を残して妻志津子も亡くしてしまった。それ以後、一人で山に籠もる日々が続いていた。そうした義兄の姿を見ていられない志津子の妹有沢慶子は週刊誌の記者をしながらも優を引き取って一緒に暮らしていた。そうしたなか、西崎はアルプスの上空を怪しい飛行物体が高度を落としていった姿を目撃し、シャッターを反射的に切っていた。これは、米軍のステルス爆撃機で、核爆弾を搭載していたことがわかる。慶子は週刊「WISE」の編集長からの厳命でこの事件を追うことになった。一方、東洋新聞記者の記者落合は西崎の後輩だが、本社で上司とぶつかり現在は長野支局に左遷されていた。落合は嫌がる西崎をもう一度、現場のアルプスに誘うのだった。しかし、通称ミッドナイトイーグルと呼ばれるステルスは北朝鮮の工作員の手によって北アルプスに不時着させられたことがもわかった。しかし現地の天候は悪く、現場までは自衛隊の空挺部隊が徒歩で向かっていった。しかし、一足先に北朝鮮の工作員たちがミッドナイトイーグルを爆破すべく活動を開始した。西崎と落合は迎撃され、生き残った佐伯三差と行動をともにすることになった。日本政府は渡良瀬首相を総責任者とする対策本部を立ちあげ懸命に事態の収拾にやっきとなっていた。そうしたなか、北朝鮮工作員の一味と接触することができた慶子は同僚のカメラマンともども、事件の真相に迫っていく。西崎も、大勢の北朝鮮工作員に包囲され、絶体絶命の危機に追い込まれていった。
 北朝鮮の工作員の仕業である、ステルスへの細工についてもいまいちよくわからない。しかも、厳冬の冬山での作戦について、外国人である彼らが、自衛隊の先を越すという流れが多少不自然だと思った。いかに日本に潜入済みの部隊ということであっても、防寒装備も含めて、調達はなかなか厳しいのではないだろうか。亡くした妻より義妹慶子への思慕が吹っ切れない西崎の心情は複雑だ。いっぽう、自衛隊は躊躇なく北朝鮮工作員との戦闘を展開する。ここらあたり、現実的な展開とは違和感がある。どうしてという思いがいっぱいあるが、まぁこんなところかという感じで終わってしまう。主題歌「はるまついぶき」はミスチルのボーカル桜井和寿の主宰するBankBandによる印象深いものといえる。


監督:成島出
出演: 大沢たかお 、 竹内結子 、 玉木宏 、 吉田栄作 、藤竜也2007年日本映画  上映時間131分

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

プロフィール

skdfg

Author:skdfg
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード
ブログ内検索
Amazon

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー
06 | 2008/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。