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転々
 晩秋の東京郊外のわびしいアパートに住む竹原文哉は大学8年生。彼には借金が82万円あった。ある夜、彼のアパートに福原という中年の男が借金の取り立てにやって来た。期限はあと3日という。文哉は両親に捨てられ、育ての親も逮捕されたという。しかし、借金返済のあてなどなくパチンコ屋へ行く文哉。その帰り道、拾ったコインロッカーの鍵を開けると、怪しげな鞄があった。人気のない公園で中を広げると、小さなダルマが詰まっているだけ。するといつのまにか現れた福原が、「これから俺と一緒に東京を散歩して、霞ヶ関まで行かないかという」そうすれば、借金はチャラにし100万円をくれるという。この提案を受け入れ、男二人の奇妙な漫遊がはじまった。出発は吉祥寺の井の頭公園、そして福原はパートでスパーに勤めている妻が渋谷で若い男と浮気していることを咎めて勢みで殺してしまったというのだ。そして、妻との思いでの場所を歩き霞ヶ関の警視庁に自首するというのだ。そして文哉の実家を訪ねるのだが、跡形もなくなっていた。それで、小学校の同級生でコスプレクラブで働く尚美と会う。そんななかで、福原がやっていた怪しげな仕事で、「なりきり家族」を演じた際に知り合った画家の女性鏑木に作品を見て欲しいと言われる。そんな日々の後下町で時計屋を営んでいるおやじに「これで生活ができるのか」と聞き、逆ギレされ蹴飛ばされてしまう。そこで、以前「なりきり家族」の仕事で夫婦を演じたスナックのママをしている麻紀子のもとに行く。そこで、奇妙な疑似家族を演じることになる。すると、麻紀子の姪のふふみがやって来て一緒に暮らすことになった。家族のあたたかさを知らない文哉は4人で花屋敷に行き、生まれて初めてジェットコースターに乗る。次第に、こうした生活に安らぎを覚え、自首を止めたいと思うようになる文哉。しかし福原のマンションの郵便受けは溜まった新聞で一杯だ。
 何とも言えない小ネタ満載のロードムービーか。お茶漬けとんかつといったジャンク食や「岸部一徳を町で見かけるとハッピーになる」といった都市伝説で、本人が出演するなど笑わせてくれる。また、スーパーの同僚たちのトークもおもしろい。特に印象的だったのは、誰しも感じると思った日曜日の夜に訪れる寂寥感か。何はともあれ、三浦友和のファッションからヘアスタイルにいたるまでのだささが逆にインパクトを与えていた。ゆるさと脱力感がいい。


監督: 三木聡
出演:オダギリジョー 、 三浦友和 、 小泉今日子 、 吉高由里子 、 ふせえり
2007年日本映画   上映時間:101分
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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

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