FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

2008/05
≪04  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   06≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
アイムノットゼア
 本作は6つのストーリーからなっている。まずはアルチュール・ランボーと名乗る男のインタビュー。実際65年頃、ディラン本人のインタビューでの発言が語られている。もちろんフランスの詩人ランボーへの傾倒が描かれている。次に、デビューの前、ウディ・ガスリーのフォーク・ミュージックを模倣していた事実にちなんだもの。劇中ウディと名乗る少年がギターを持って放浪し「ポップ・ミュージックを歌っていたら、プレスリーより有名になった」と語らせている。そして、60年代プロテストフォークの騎手として注目をあびていた頃、ジャック・ロリンズという名で劇中には登場する。しかし、彼の言動が非難され、姿を消して20年後、西海岸のカトリック教会で牧師として布教活動をおこなっていたというストーリで描かれる。ここでは、アリス・ファビアンという名でジョーン・バエズをモデルとしたプロテストフォーク歌手が出て来て当時のことを語っている。それと、ベトナム戦争が拡大するなか、ジャック・ロリンズの伝記映画「砂の粒」が製作されるというストーリー。その主役を演じるロビーはフランス人の画学生クレアと出会い結婚する。そして子どもができるが、二人のなかは疎遠になっていく。ベトナム戦争の終結のニュースが報じられた時、クレアは離婚を決意する。実際のボブ・ディランは、スージーとサラという二人の女性との関係があったという。ついで、ジュードという名で、アコースティックギターのフォークから突然エレキギターでロックに転向したあたりが描かれる。これまでのファンから、「裏切り者」「ユダ」といった悪罵を投げかけられ続けた。そうしたなかで、ドラッグに耽溺しつつ、危ない妄想に陥り、様々な世界に浸っていたところが描かれている。最後に、西部開拓時代のビリー・ザ・キッドをダブらせたビリーが主人公。彼は愛犬のヘンリーとともに厭世的に暮らしている。しかし、彼の住むリドルの町が、ギャレット長官の号令によって、道路建設が強行され、町から退去するように多くの人々が命令された。このことに抗議するビリーだが、ギャレット長官の命令で逮捕されてしまうビリーだったが、何とか逃げ出すことになる。こうしたエピソード上手くちりばめられている。
 とにかく、これらボブ・ディランのエピソードが次々に出てくる。これは、理解するには、かなり事前にリサーチが必要だと思った。何の準備もなければ、ただボブ・ディランの曲に耳を傾けるだけになってしまうだろう。そういう意味ではけっこうコアなファン向けの作品だ。そうしたなかで、ケイト・ブランシェットはさすがによかった。ボブ・ディランを理解するには「答えは風の随意にある」のだろうよ。


監督:トッド・ヘインズ
出演: ケイト・ブランシェット 、クリスチャン・ベイル 、リチャード・ギア
2007年米映画  上映時間135分
スポンサーサイト

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

プロフィール

skdfg

Author:skdfg
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード
ブログ内検索
Amazon

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー
04 | 2008/05 | 06
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。