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ラストコーション
 1942年日中戦争の最中、香港の大学で学ぶことになったワンは、誘われて学生演劇の舞台に立つことになった。時代は抗日運動全盛期で、演劇のリーダークヮンに密かな恋心をいだいて参加したワンだった。芝居は大盛況で、大はしゃぎの学生たちだった。すると夏休みを前に、クヮンが仲間たちに国民党政府の特務機関を牛耳るイーは売国奴であり、彼を暗殺することが国のためだと語る。そこで、彼らは急遽豪邸を借り、たまたまイーと顔見知りの親戚を通して、彼に近づくことに成功した。ワンは貿易商の夫人としてイー夫人たちと麻雀仲間になった。そして、イーの動向を探り「色じかけ」でイーに迫ろうとした。しかし、あと一歩というところで、イーが上海に移動することになったため、計画は頓挫してしまう。3年後、上海でひっそりと暮らしていたワンのもとへクヮンが突然姿を現した。彼は、昔の仲間たちとともに現在でも、イーを狙っているということだったが、昔のように学生時代のような単独の行動ではなく、党の指示で動いているということだった。ワンも誘われ、今度は失敗すれば自決するよう青酸カリ入りのカプセルを渡されるのだった。そして、3年の空白を埋めるべく偽の情報をたたき込まれ、再びイー夫人との再会をもって、イーの屋敷に入り込むことに成功した。その後、イーに誘われ肉体関係をもち、イーとの逢瀬を重ねる。ワンは次第に憎しみと、愛情のしがらみに気持ちを整理することが困難になっていく。そして、クヮンや党の幹部に早くイーを殺してて欲しいと言うが、もう少し彼から情報を得て欲しいと言われるのだった。そんななか、日本の料亭に呼ばれたワンは日本人たちが帰った後の座敷でイーと会い日本人の芸者たちの三味線と小唄をが微かに聞こえる中で、「天涯歌女」という中国の歌を歌う。それを聞いたイーは涙ぐみ、愛の証のダイヤをプレゼントすることに。
 前半の、クヮンたち大学生の抗日運動は、直接日本に向けられることなく、親日ということで売国奴イーを「暗殺」という計画になる。しかも、演劇を少しやったくらいで、三文芝居じゃなく時の政府を相手に、特務機関の非常に用心深く狡猾な大人の男を相手にするには、ちと幼すぎる。泥縄式に拳銃の練習をしたり「色じかけ」のため経験を重ねるといったところなど危なかっしいことこのうえない。後半、イーとワンの情交シーンが話題になっているが、題名に色戒とあり英題のラストコーションも「情欲の戒め」ということか微妙な女心の妙といえばそうなのだが、クヮンのなんと無責任で罪作りことか。精神的にもなんと幼く闘士としての風格もなく、哀れさすら感じてしまう。前半の学生の企みの部分はもう少し短くてよいのではないか。なんとしても長すぎ。「ブラック・ブック」とも通じる作品だが、あまり残らなかった。タンウェイという少し酒井美紀に似ている主人公もそんなに魅力的でもなかったからだろうか。


監督:アン・リー
出演:トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン
2007年  上映時間158分
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テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画

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