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青chong
 「フラガール」の李相日監督が映画学校卒業制作作品。舞台は朝鮮高校で、軟式野球部でバッテリーをくむ大成と玄基。ある日、練習帰りの駅前で、日本人の「悪」二人組にからまれた。大成たちが「朝高生だ」と名乗ったのだが、「朝高だと言えばビビると思っているのか、証拠を見せろ」と迫った。そこで大成が外国人登録証を見せると同時に、玄基が一人をKOしていた。あわてて、逃げ出すもう一人。そんな二人に朗報が飛び込んだ。高野連が、朝高野球部も春夏の甲子園大会の予選への出場を認めたのだ。学校をあげて歓迎ムードのなか、出るからには必勝をと校長が檄をとばす。そんななか、大成が帰宅すると茶の間には、父親が一人でビール飲み、その前で姉と見知らぬ男性がかしこまっていた。台所の母親は姉が連れてきたのは日本人の男性で姉と結婚したいと言うという。母親はあからさまに「なんで日本人なの」と困惑する。大成にも「あんたは、日本人はを連れてこないでね。同級生の奈美ちゃんはどうなの」と言うのだった。大成は密かに、奈美には思いをよせていた。その奈美についてクラスの「悪」グループが、黒板に日本人とつき合っているという落書きをデカデカと書いていた。そのことでショック受けたのか、大成は日本の高校との練習試合で大負けをしてしまう。そのことで、またショックを受け、野球部を辞めてしまう。いっぽう玄基も野球部仲間とお好み焼き屋にいる時、バイト先の女性と出会い「木村くん」と呼ばれ、一緒の二人を「草薙、稲垣」と紹介する。大成は「木村なんだ」と言うと「朝鮮人だと雇ってくれないし、通名のほうが楽じゃないか」と反論。もう一人の青福も「どうせ俺らはどっちつかず人種じゃないか」と言う。そんな玄基でもバイト先のコンビニで、朝高野球部の地区予選出場について悪口を言った日本人のバイトをのしてしまう。そうしたな、奈美へのいやがらせをおこなった「悪」グループに報復した大成は奈美と会って話をすることに。そして、ボールを再び握ることに。
 在日朝鮮人の現代を描いた秀作。特に、朝鮮高校の授業風景も出てきて、黒板の上には金日成、金正日親子の肖像画が飾られている。教科書にも金日成の肖像画があり、ご丁寧に保護用の薄い紙がついている。大成は、その紙があぶら取り紙のように見えたのか、鼻や顔にくつけてしまう。しかし、それを教師に見つかり、罰として金親子の肖像画を磨かされてしまうという場面など、おもしろかった。いっぽう、屋上での場面や、空を高速度撮影する場面など「スクラップ・ヘブン」でも使われたショットの原型が出てくる。いろいろ制約もあったであろう映画学校の卒業制作作品として出色だったと思える。

監督 李相日
出演 眞島秀和 、山本隆司 、竹本志帆
1999年 上映時間54分
 
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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