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アルゼンチンババア
 石屋の涌井悟は妻が重い病気で入院中だった。毎日病院に見舞いに行くのだが、その日に限って、娘のみつこに行くようにと言いつつ石を彫っていた。病院では、母の良子の様態が急変しそのまま亡くなってしまう。しかし、悟はその知らせを聞いてそのまま、失踪してしまう。それから半年後、悟の幼なじみが町はずれにあるアルゼンチンビルのなかに涌井石材の軽トラックが止めてあるのを発見した。この家の主は通称アルゼンチンババアと呼ばれている女性だった。彼女はユリという名で、アルゼンチンからやってきて、昔はタンゴやスペイン語を教えていたのだが、現在は、一人でひっそりと暮らしている。たまに町に出ると派手な衣装と化粧で目立つ存在で、子どたちがいつしか「アルゼンチンババア」と呼ぶようになったらしい。そんな話を聞いて、みつこは一人アルゼンチンビルにむかった。ユリはみつこのことをいきなり抱きしめ、父は屋上にいるという。葬式に参列せず、納骨もまだなのになぜ家に帰ってこないのかと問いただすみつこ。しかし父は、家には帰らずここでユリのために曼荼羅を石で作るというのだ。帰って、悟の妹の早苗に報告するみつこ。早苗はスナックをやっていて、町の男達のたまり場となっていた。早苗は一計を案じ、良子の墓石を彫るよう石材をアルゼンチンビルに運び込んだ。しかし、拒否する悟。ユリは悟にタンゴを教え養蜂も教えながら、二人で暮らしていた。訪ねてくるみつこともユリは次第に仲良くなっていく。しかし、新たな事態のなかで三人は、またしても運命の糸に翻弄されてしまう。
 ミステリアスな存在としてユリが描かれている。そのためか、アルゼンチン時代に戦乱に巻き込まれたということは言われているのだが、日本に来てからの経緯があまりよくわからない。妻を愛していて、その喪失感を受け入れられないということなのだが、そこでユリとの出会いというところが描かれていない。ただ一緒にタンゴを踊るというところでの説明でいいのだろうか。また、ユリの採取した蜂蜜が媚薬効果があるというシチュエーションは、「ショコラ」を思い出してしまった。みつことの和解ということでも、想像できた結果であり、全体として感動的でもなく、ただただバンドネオンの奏でるタンゴのリズムだけが耳に残った。

監督 長尾直樹
出演 役所広司、堀北真希、鈴木京香、森下愛子
2007年日本映画 上映時間112分
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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