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ゆれる
 早川猛は東京で名の知れた写真家だが、母の一周忌で久しぶりに故郷の山梨に帰る。ガソリンが無くなったので、実家のガソリンスタンドで給油するのだが、そこには顔見知りの女性智恵子がいた。気づかなかったふりをしてあわてて、実家に着いたが、法要はもう始まっていた。その後、食事になり、父の勇は親戚にちやほやされる猛を非難する、それに対して言い返す猛。そんな二人の間に入ってとりなすのが、猛の兄の稔だった。母を亡くし、父と二人でガソリンスタンドを経営し炊事洗濯までこなす35歳で独身の稔だった。まじめで温厚な兄、仕事柄はでな暮らしの弟性格も対照的だった。法要の後すぐに東京に帰る予定だった猛は、幼なじみの智恵子と再会したため、実家に泊まり翌日、兄と智恵子と3人で昔よく行った渓谷に行くことになった。懐かしさと自然のなかでしゃぐ稔。彼から思いを寄せられている智恵子だが、かつて恋仲だった猛に一緒に東京へ連れて行って欲しいと密かに猛に打ち明ける。猛はカメラを持って一人で吊り橋を渡り山に入っていった。高所恐怖症の稔に、川原で待っていてと言い残し猛の後を追う智恵子。しかし、ゆれる吊り橋の途中で振り返った智恵子の後ろには稔がいた。そして、吊り橋の方に眼を向けた猛が見たのは、川に落下する智恵子の姿だった。吊り橋にしがみつく兄の元に駆けつけた猛だった。目の前で智恵子の転落を目撃し、動転している兄。しかし、ひょんなところから、事故ではなく事件として取り上げられることに。稔が智恵子を川に落としたということで、裁判になってしまった。稔の弁護人として父勇の兄である修が担当することになった。そして、足繁く留置場に通い兄と面会する猛。やがて、法廷での証言と面会での対応に変化出てくる二人。運命の判決は。
 性格も生活もまるっきり違う兄弟。実家に残った方が割を食ったという気持ちもあるのだが、それは父の勇と修の兄弟にも当てはまる。兄は、東京で弁護士事務所を開業しているが、弟の勇は山梨でガソリンスタンドを地道に経営しているという姿も対比させている。現実に吊り橋のゆれと、あわせて信じる、嫉妬、家族愛といった気持ちのゆれもまたあらわしている。なかなか、多用な見方で表現されている。

監督 西川美和
出演 オダギリジョー 、香川照之 、伊武雅刀
2006年 上映時間 119分
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

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