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花よりもなほ
 時は元禄15年、江戸の長屋に住む青木宗左衛門は信州松本の出身。松本で剣術師範をしていた父を、ささいなことから切り、出奔した仇の金沢十兵衛を追って江戸に来たものの、広い江戸で仇を捜し出すのは容易なことではない。実家からの仕送りもたかがしれており、宗左は長屋で手習いと算盤を教えて暮らしていた。そんな宗左に仇の居所がわかったと言って風呂代と飲み食いをたかる貞四郎。隣には浪人の平野がいるが、宗左の関心は向かいに住むおさえと進之助の母子のことだ。その他、魚屋や屑やなどを営んでいる善蔵やお勝たちの一家でにぎやかに暮らしていた。春には花見客に、仇討ちの芝居を長屋中で演じて見せ、宗左がまったく剣の腕がたたないことが長屋の連中にばれてしまう。ところで、この長屋には赤穂の浪人小野寺十内も住んでおり、時折他の浪士たちも立ち寄り情報交換をしている。いつも貞四郎のにせ情報でたかられる宗左だったが、実は仇の金沢の居所を見つけていたのだった。金沢は武士を捨て、町人として妻子ともども暮らしていた。そんななかで、宗左は長屋の連中の協力で一計を案じるのだった。一方、赤穂浪士たちは、吉良邸へ討ち入り、小野寺十内の住んでいた長屋ということで、江戸の名所となった長屋。
 昔の時代劇の長屋よりは、随分とリアルというか、汚い感じがよく出ていた長屋のセット。映画は仇討ちという、武士という建前に否応となく組み込まれていった宗左と金沢、そしておさえの姿と赤穂の浪士たちの姿をダブらせ、憎しみの連鎖を引きずることに固執しない生き方に価値観を認めていこうとしているように思えた。岡田准一もよかったが、古田新太の存在感がなかなかのもので、くせ者という感じか。

監督 是枝裕和
出演 岡田准一 、宮沢りえ 、古田新太 、浅野忠信
2006年日本映画  上映時間127分
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テーマ : 私が観た映画&DVD
ジャンル : 映画

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