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武士の一分
 海坂藩近習組30石取りの下級武士三村新之丞は、毒味役をしている。しかし、毎日の形式的なお役目に嫌気がさしていた。それで、早々に隠居っっして剣術道場を開き子どもたちにそれぞれの個性にあった指導をしたいというのが夢であった。そんな新之丞の夢にも、美しく気だての良い妻加代は、「どうぞ」と言うのだった。そして、父の代から使えている徳平という中間ともども、貧しくとも平穏な生活を送っていた。そんなある日の昼、毒味の仕事をいつものようにしたところ、突然三村が苦しみだし、倒れてしまう。あわてて、藩主のもとへ三村の上司である樋口作之助が駆けつけ、食事中止を進言する。毒味役の異常事態で城は閉門禁足が触れられ、事態の吟味がおこなわれ、貝の刺身の毒によることがわかった。その責任は、そうした食材を選んだことによるということで、樋口が切腹ということで落着した。しかし、三村は高熱でうなされ、家に運ばれてからも眠り続けていた。叔母の以寧が騒々しく見舞いに来て帰って行った後、「相変わらす、うるさい」と言って、三日ぶりに意識がもどった。喜ぶ加代、しかし新之丞は視力を奪われていた。絶望した新之丞は、自害すると口走る、しかし加代は両親を亡くし三村の家で育てられ、新之丞の妻になることを夢見て、今があるのだから死ぬなら私も一緒にというのだった。やっとのことで、思いとどまった新之丞だったが、先行きは不安でいっぱいだ。それで、新之丞をのぞいて伯父や叔母等親戚で協議し、どんなつてでも上役を頼り、何とか禄を継続してもらえるように、加代に言いつけるのだった。それから、しばらくして、家禄は従来通り30石で生涯静養していればよいよいう沙汰がされた。そして、久しぶりに登城し藩主からのねぎらいの言葉をかけてもらい、不自由ながらも生活に慣れたてきた。そんなおり、叔母の以寧が新之丞を訪ねてきて「加代が男と連れだってお茶やから出てきた」のを見たということをつげ口しにやってきた。加代はそんな女ではないと言い怒る新之丞。しかし気になって、徳平に加代の尾行を頼むのだった。すると、加代は島田藤弥という男と密会をしていたのだった。島田は加代の小さい頃からの顔見知りで、新之丞の事故の後偶然出会った際、相談に乗ると声をかけていた。伯父からどんなつてでもと言われたので、新之丞のことを頼みに行った際に、見返りにということで手込めにされたのだった。すると、そのことをばらすと脅し、たびたび呼び出したということだった。新之丞は加代を離縁し、島田と果たし合いをするべく、不自由な身体で木剣を振り稽古に励むのだった。そして、剣の師である木部孫八に手ほどきを受け、どうした事情なのかと問う師に「武士の一分」とだけしか言えないと答えるのだった。そして、島田と相対する新之丞だった。
 藤沢周平原作、山田洋次監督での三作目。これまた海坂藩ものであいかわらず「何とかでがんす」といったせりふがまたまた耳に残った。ただ、細かいことを言うならば、「たそがれ清兵衛」こと井口清兵衛も手取りで30石だったと思う。ただ、母親や子ども2人さらに病気の妻の薬代等で借金していたということで生活が苦しかったということだった。しかし、今回は同じ下級武士だが、家は三村の方が門構え等りっぱに見えた。そんなことより、今回の三村役の木村拓哉は目が見えないという難しい役をちゃんとこなしていた。加代役の壇れいは楚々とした美しさで、こちらも言うことなし。宝塚をもっと早く退団して、テレビや映画デビューしていてくれたらよかったのにと思った。それはそうと、この3部作すべてに小林稔侍、赤塚真人が出ていて、きちんと脇を固め、時に笑わせてくれて、実に存在感があった。

監督 山田洋次
出演 木村拓哉 、檀れい
2006年日本映画 上映時間121分
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テーマ : 武士の一分
ジャンル : 映画

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